しぼる!その2


圧搾機から青汁が出ているところです。これは、圧搾機の中のメッシュ袋を整え直して3回目くらいのしぼりなので、ちょっと出方の勢いが足りません。1回目のしぼりの時には、どくどく出てきます。この間に、ミンチやシンクなどの洗浄を行い、早く終わらせようともがいています(時々ミンチを蹴飛ばしながら)。しぼり終わった後には、メッシュ袋や圧搾機の洗浄や片づけがあり、案外時間がかかります。すべてが終わる頃には、疲れ果てています(ミンチが順調の時にはまだ元気いっぱいです)。

自転車



静岡は坂があまりないためか、自転車がたくさん走っています。商店街の歩道にも歩くのが邪魔なくらい置かれています。これは、止めてあるのではなくて、捨てられているものでした。2台の自転車がごく自然に置かれていたので見過ごしてしまうところでしたが、1台のハンドルのところの貼紙からこれはゴミなのだとわかりました。ハンドルの形をのぞけば、似たような色、形。所有者が一人だとしたら、どういう風に使われていたものなのか、ちょっと想像してしまいます。貼紙にはこう書いてあります。「守れない人はここに出さない事 見つけ次第 それなりの責任は取ってもらいます」 どういう責任を取らされることになるのか、とても気になります。置いちゃった人は、名乗り出られないだろうなぁ。色々なことを想像してしまう自転車でした。青汁とは無関係でした。

コガネムシ


我が家の庭に姫沙羅の木があります。これは、その葉を食うコガネムシ。数年前から毎年この時期になると大量に発生します。はじめに見つけたときには、その美しく輝く緑の姿にだまされて、つい、「これは青汁の神様の虫だ」、と思ってしまいましたが、葉を食い荒らしているのに気が付いてからは、「悪魔のコガネムシ」になりました。毎年、発生する前に薬を散布して退治しようと考えるのですが、梅雨の時期であることもあって、後手に回ってしまうのでした。今年もそうなりそうでしたが、写真を撮りながら、「このままでは悪魔の思うつぼだ」と考え、小雨の降る中にもかかわらず、薬を散布したのでした。翌日、地面には小さな緑の悪魔たちがひっくり返って、哀れな姿を晒しているのでした。

しぼる!


ミンチで苦しんだ後は、圧搾機で青汁をしぼります。写真はメッシュのしぼり袋にミンチにしたケールを入れたものです。圧搾機の蓋をして、スイッチを入れると、下の波形の板がぐわぁんぐわぁんといってせり上がり、ケールの汁(青汁です)が下に流れ落ちる仕掛けです。夏場はケールの水分が多いので、青汁も多めにできます(ただ、ちょっと苦めです)。逆に冬場は、水分が少なくて量が少なくなります(冬のケールは甘いので特に女性に人気です)。ケールの花が咲くのころは特に甘くて、同じケールと思えないくらいです。4〜6回程度、スイッチを切って蓋を開け、ぺしゃんこになった袋を山形に直してしぼります。この圧搾機は、油さえあげていれば、言われたとおりに働くいいやつです。(ミンチは言うことを聞かないです)。

呉服町の入り口(北側の)

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これは呉服町通りの入り口(北側の)にあるアーチです。ひねくったステンレスをアーチ型にしただけに見えますが、表面には、東海道で繰り広げられる庶民のすがた(人物や馬、籠など)を象った小さな飾りがついています(写真では、ぼそぼそしたものに見えますね)。いつもにぎやかな呉服町通りですが、本通に近いこの辺りは、少し人影もまばらな感じです。ここをずっと行くと、次第ににぎやかになり、伊勢丹、青葉シンボルロードなどを経て紺屋町、そして静岡駅に至ります。写真の右手の方に行くと、青汁スタンドがあります。両替町通りに出る少し手前に店はあります。お近くにお越しの際は、是非お寄りください。

ケールをミンチ

このミンチは、かなりの年季もの。特大のネジのような鋼鉄の固まりが、胴の中で回転してケールを押し出し、出口の丸いところから、挽肉のようになってケールが出て来ます。何年も使っているから、内側の鋼鉄部分はだいぶすり減っています。機関車の煙突のようなところから、ケールの葉を3枚くらいまとめて入れますが、調子が悪いと、入れたケールを煙突からはき出して、ミンチにしてくれません。こうなるともう手が付けられなくて、出口の網刃や特大ネジなどをはずしてもう一度組み直したりしてみるのですが、なかなか、言うことを聞いてくれません。それは大変な頑固者です。このミンチの調子の悪い日は、午前中の搾りだけでぐったりです。逆に、調子がよい日は、この世のすべてがうまくいくような気分になります。ヤッホー。

アラレちゃん



両替町の青汁スタンドへは、毎日車で通っています。車は、本通りの北側、青汁スタンドから歩いて5分ほどのところに駐車場を借りて止めています。本通りの北側と繁華街のある南側では、月極駐車場も5千円くらい差があるので、やすい北側に借りて、毎日店までとぼとぼ歩いています。すこし時間のあるときには、ちょっと遠回りをして、普段気が付かない街の表情を見つけています。このアラレちゃんは、おもちゃ屋さんの駐車場のところにいました。店の入り口の前ではなく、脇の駐車場のすみにたって、お客さんを出迎えているあたりが、少し寂しげです。んちゃっ。心なしか、頭のバランスが偽物っぽい感じが…。写真ではわかりませんが、めがねには黒のビニールテープで補修がしてあり、一層寂しげですが、がんばって愛嬌を振りまいています(後ろの彼はやる気が全くないようです)。去り際、思わず彼女の幸せを祈るのでした。バイちゃ。

ケールの葉を洗う



青汁を搾る作業は、ケールの葉を洗うことから始めます。水を張った水槽にケールの葉を入れ、一枚ずつブラシで土や虫などを落とします。これからの時期は虫も多いため、生産者の方も、さぞ大変だろうと思います。ケールの葉も虫食いで穴が開いているものが多くあります。洗いは2回行い、1回目で土や虫を落とし、2回目は濯ぎ洗いで更にきれいにします。状態の悪い葉は、この洗いの中で選別し捨てます。洗い終わった葉は、かごの中に移し、次はミンチです。